魔法使いの娘 3 著者名:那州雪絵
出版社:新書館
出版年:2005.10
ISBN :4403618103
超越的な力をもつ者は、その心性もふつうではあり得ないことがうまく表現されてます。のどかな方面から、シビアな方面まで。
コミカルな部分と、シリアスな部分のバランスがいいなー、というか。
しかしパパのお仕事はおそろしい。この先どうなってしまうんだろう。
と、シリーズ展開をぼんやり考える方向の感想とは別に、第12話が笑えました。
オタク趣味の同僚が失踪したため、遺品の整理をまかされた……という設定がおかしいです。
わたしの友だちのあいだでは、「もし自分が交通事故かなにかで死んで、家族に(趣味の同人誌でいっぱいの)部屋を見られたら……」という仮定でたまに話が盛り上がることがあり、辞世の句ならぬ台詞は
「積み荷を燃やして!」(たぶん引用from『風の谷のナウシカ)
というような方向でだいたいまとまるわけです。
そんなことを連想しつつ、楽しく読みました。
