ダイヤモンド社刊行ですが、ほんつなには、まだデータが入ってないですかね? いま検索してみたのですが、ひっかかりませんでした。
《※2005-10-17追記:コメントで教えていただきました、↓ほんつなにもデータが入ったようです。》
マンガでわかる小説入門 著者名:すがや みつる
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2005.10
ISBN :4478930724
出版社の公式サイトはこちら。
すがやみつるさんのサイトは、こちらです。
作画が横山えいじさんで、ものすっごくキャラがかわいいんですよー。
途中まで拝読しましたが、印税生活を夢みる主人公が出版社に突撃するオープニングから、ぐいぐい読ませます。あくまで前向きにやる気満々の主人公(しかし基礎知識は欠落)が、編集者の現実的なレクチャーを受けて前進していくのですが。
イマドキの出版事情、作家に対してここまであからさまに言わない編集者の方が多いです。
これはプロでも買いかもしれません!
プロならずとも「なぜこんなに出版点数が多いのだ」といった問題に興味がおありのかたは、自転車操業の話とか、からくりがわかると「ああなるほど」といろいろ納得できると思います。
また、よくいわれる「視点のバラつき」や、起承転結などの構成のしかたなど、基礎知識を押さえた上ですと、実際に小説を書こうと思わない人でも、読むにあたって「自分はこの作品のどこに違和感を抱いたのか」「なぜ、ここで戸惑ったのか」などの仕組みに、気づきやすくなるのではないでしょうか。
はじめは「なんでマンガで小説?」と思いますが(笑)、このわかりやすさ、納得のしやすさは、やはりマンガという手法を通して書かれた入門書ならでは、だと納得しました。
つづきを読んで勉強しなくては……。
追記
読了しました! いやー、在庫処分の厳しい現実を描いた、第10章は必見! これも、著者本人ですら、うかがい知ることのできない世界のひとつだと思います。
「版元品切れになります」という通告を実際に受けることは、滅多にありません(それってビジネスとしてどうなんだろう? と思いますが、慣例なんでしょうな。今までに「もう品切れです」とじかに知らされたことは、一回もありません)。
すんごいですよー。断裁の映像なんて、滅多に見られるものではないです!
紙面の向こう側にひろがる「本の終焉の地」の光景に、手を合わせる想いで読みました。
