剣豪将軍義輝 下 著者名:宮本 昌孝
出版社:徳間書店
出版年:2000.03
ISBN :419891284X
清々しく、爽やかなまま完結。この作風はすごい。
しかしやはり、物語としての真骨頂は、「義輝を自在に遊ばせた」中巻にあるかな、と思います。
このへんまで時代が進むと、もう来るべき破局が見えてきますからね。いかに爽やかな物語でも、いや爽やかなだけに、読者のわたしが息苦しかったです。かれらの思い描く世が、ついに来ないことを意識しながら読むわけですし。
それだけ、登場人物に感情移入させられていた、ということでしょう。
フロイスの記事も登場しました。読んだばかりなので、おお! という感じでした。
いやー、堪能しました。
あと、今更ですが、上巻の解説はかなりネタバレなので、読了するまで読まない方が。せめて下巻にもってくればいいのに……>ネタバレ気味の解説

ボクも最近読んで感動したのでTBさせていただきました。
義輝、ホント爽やかですよね。
義輝の最期は壮烈なものなので時代小説作家の想像力を刺激するらしく、ほかにもいろいろとりあげられているようですが、これを上回る爽やかな話は、そうないのではないかと思います。
短編集の方もお読みになっているんですね。わたしもいずれは読みたいのですが、なかなか読みきれなくて困っております。