2005年09月19日

読了メモ:剣豪将軍義輝(中)

 勢いでそのまま中巻へ。
剣豪将軍義輝 中
著者名:宮本 昌孝
出版社:徳間書店
出版年:2000.02
ISBN :4198912661

 将軍様がお忍びの旅に出るとは(しかもお供は忍び一人とは!)、まったく予想外の展開で仰天です。
 それはないだろ〜、嘘くさいだろ〜、と思いつつも、戦国時代の名だたる群雄と対面してはその人物を見極めていく、その「人品卑しからぬ漂泊の剣士」っぷりにメロメロです。
 十兵衛と出会うあたりで、読者たるわたしもなんだか突き抜けた心境に至り、
「そうか、あり得るとかあり得ない以前に、かくあれかしと願う心の描いた風景であるのだなぁ」
 と完全に納得してスイッチ切り替わりました。
 かれらに、出会わせてやりたかったんだろうな、と。御所に逼塞させず、自由に諸国を経巡らせたかったんだろうな、と。せつないほど美しい、夢物語です。

 念のために申しておきますと、べつに史料を無視して名前だけ使ったドリーミーな小説という意味ではないです。
posted by うさぎ屋 at 09:53| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説
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剣豪将軍義輝(中)
Excerpt: 霞新十郎と名を偽って廻国修行の旅に出た義輝は、時代の立役者たちとの出会いを重ねる
Weblog: うさぎ屋本舗
Tracked: 2005-10-16 03:32