S・A 著者名:南 まき
出版社:白泉社
出版年:2004.07
ISBN :459218131X
江戸っ子っぽい「おうよ、あたぼうよ、べらぼうめぃ」なヒロインが、子供時代にプロレスで自分を負かした男の子を見返すため、超りっちな学校に無理矢理入り、超優等生として頑張り倒す(しかし、くやし涙を流させたい相手にはまったく勝てず、つねに「二位」)連作。
かなり元気が出るというか、頑張るっていいよね! みたいな前向きな気分になれます。
ところでこのヒーローはツンデレですよね。非常にいいツンデレです。
世の中、ツンデレというとヒロインばかりが注目されがちですが、逆に「ふだんは冷たいんだけど、ここぞというところでデレっと」する男ってのも萌えキャラだと思うのです。わたしは昔からそういうのがダーリンでありタイプであると自覚していますが、当時は「ツンデレ」という呼称がまだありませんでした。いや、あるいはすでに確立していたものの、未だわたしが知らなかっただけなのかもしれませんが。
うーむ。「ツンデレ」発祥の地はどこなのでしょう?
ヒロインのストレートに朴念仁なところも、ステキでした。はい。いいキャラだなぁ。
続刊が何冊も出ているようなので、クラスメイトの面々についてもエピソードが掘り下げられていくのかな。

そういえば男の子のツンデレ、意識しないけど捜せばけっこうありそうですね。好きな女の子の下駄箱にカエルさんを入れたりして、いざというとき豹変して体張って彼女を守る、とか。
男の子のツンデレは、少女漫画や少女小説には、たくさんいると思います! 冷淡なはずの男が、ヒロインの前でだけふと見せる意外な一面、というのは王道ですよ!(思わず力説)
でも今、記憶を探ったら「冷淡な男が動揺するシーン」で真っ先に浮かんだのが、『シャーロック・ホームズの冒険』で狙撃されたワトソンを心配するホームズでした……。少女漫画じゃないから、それ!>自分
どこかに詳しい方がいそうですね〜。
男の子のツンデレは女の子視線でしか描けないですね。少女漫画では確かに昔から王道。少女小説でも王道かな? 今は逆ハーの方が多いのかしら? そういえば男の子のツンデレは別に逆ツンデレとは言わないですね。
>動揺するホームズ
そういう人ですから(^_^;) 精神科医の書いた「火星の人類学者」という本の中に「ホームズはアスペルガー症候群」という説があって、なるほど〜と思いました。
『火星の人類学者』って、オリヴァー・サックスの本でしたっけ? 読みたいなぁと思いつつも未読の一冊です。そうかぁ。ホームズ……。
まさかうさぎ屋さんが『S.A』を手に取られるとは思いませんでしたー。
現在4巻まで出ておりますが、巻を追うごとに、慧くんは可哀想なことになっていくんです!そこがいいんです!ぜひ読んでくださいー。同作者の『君はガール・フレンド』もお奨めです。
ちなみに「ツンデレ」という言葉を、私はいまこちらではじめて知りました。そういう言葉があるんですね。勉強になりました。
『S・A』って、かわいそうなことになっていくの? しかも、そこがいい? なんかわかりませんが、かのさんとはダーリンの趣味がかなり近いという認識があるので、2から先も買ってこようと思います! 押忍!