ことばと文化 著者名:鈴木 孝夫
出版社:岩波書店
出版年:2003.04
ISBN :4004120985
やっぱり、おもしろくて読みやすい!
雑感。日本語では人を観察したときの表現で「顎」はあまり登場しないという。しかし欧米ではこれが観察され、逆に鼻に対する表現があまりない。そいやわたしはたまに「意志の強そうな顎」といった表現をするが、これは翻訳小説を読みつづけた結果、蓄積された表現なのだろうなぁ、と納得。
自称詞と他称詞の話。インド・ヨーロッパ語族の言葉がまず「話者である自分」を規定して自称するのに対し、日本語ではまず他者を想定して自称する。だからそこに、自分の意見をまず主張するのではなく、相手の気もちを慮る文化をみることができる、との考えかた。あーすごく腑に落ちた!
