2005年09月09日

読了メモ・ことばと文化

 先日読んだ言語学の入門書がとてもおもしろく、読みやすかったので、同じ著者の本を買ってみた。
ことばと文化
著者名:鈴木 孝夫
出版社:岩波書店
出版年:2003.04
ISBN :4004120985

 やっぱり、おもしろくて読みやすい!

 雑感。日本語では人を観察したときの表現で「顎」はあまり登場しないという。しかし欧米ではこれが観察され、逆に鼻に対する表現があまりない。そいやわたしはたまに「意志の強そうな顎」といった表現をするが、これは翻訳小説を読みつづけた結果、蓄積された表現なのだろうなぁ、と納得。

 自称詞と他称詞の話。インド・ヨーロッパ語族の言葉がまず「話者である自分」を規定して自称するのに対し、日本語ではまず他者を想定して自称する。だからそこに、自分の意見をまず主張するのではなく、相手の気もちを慮る文化をみることができる、との考えかた。あーすごく腑に落ちた!
posted by うさぎ屋 at 16:49| Comment(0) | TrackBack(1) | その他の本
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL

※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。

ことばと文化
Excerpt: ことばが文化や社会と不可分であることを説く、言語学の入門書
Weblog: うさぎ屋本舗
Tracked: 2005-09-29 00:42