わたしの中では「ライトノベル」=「ライトノベルのレーベルから発行される本」という大雑把な定義がなされているので、今までは、
「なんでコバルトとかX文庫とかでBLが出るの?」
と思っていたのですが、まわりの人に確認してみると、ジャンル・エラーではなく、正しいカテゴライズと認識している人の方が多いようです。
そっかー。認識を変えないといけませんな。オバサン考えが古かったよ。ごめんなさい。
ついでなので書いておきますと(前もどこかで書いたような気がしないでもないんですが)、X文庫については、わたしがちょうど仕事していた時期に、編集部で「やおい会議」というのがあったそうです。
編集部として今後やおいを扱うか、扱わないかが真面目に話し合われ、そのときは「X文庫では、やおいは扱わない」という決定がなされた……と、聞きました。あれは1993年あたり? 前後1年くらい誤差を見込んでください。
その後、そう間を置かず、やおい系の作品もラインナップされるようになり、方針が変わったんだなーと思った記憶があります。当時はまだ「BL」という言葉は使われていなかったか、使われていたとしても一般的ではなかったと思います。
十年以上前の話ですね。歳をとるはずだ!
ここまで書いてようやく気がついたのですが、そういった体験から、BLについては
「ジャンルの外側から来たもの」
という感覚を、無意識に抱いていたのかもしれません。扱うかどうかを決定するために会議を開くくらいですから、まず「レーベルの外側に、それは、既に存在していた」わけです。
自然発生的にライトノベルのカテゴリ内からあらわれたのではなく、『JUNE』などの専門誌から生まれたものが少女向けに、読みやすく――つまりライトノベルのレーベルに合う形態に変化しながら、BLという形態を獲得し、融合して今に至る。という感じでしょうか。
要は、むかしの意識が抜けていなかったということですね。これについては、あらためようと思います。
2005年08月30日
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