2005年08月28日

少女向けレーベルとBLの話

 あちこちのご意見を拝見すると「BLが混ざっているのが怖くて少女向けレーベルは手を出しづらい」ということらしいですね。たしかにそれは大きな要因のひとつなのかもしれませんねー。
 63911参考63911 うたたねこやまいじゃー推進委員会月鎌/Fの中のMの中のFみりおんぐらむ(順不同、敬称略)

 たしかに、ライトノベルにBLが含まれるかというと微妙な気がします。含まれないというと怒る人がいるかもしれませんが、だってBLはBLじゃんね? と思います、わたし個人としては。
 たとえばむかし、ナポレオン文庫というライトノベル系読者を狙った(ように見えた)ポルノ小説レーベルがありましたが、あれはやっぱり「ライトノベルを狙ったポルノ」であって、「ライトノベル」自体ではなかった気がします。あれを「ライトノベル」だという人は、同様にBLも「ライトノベル」と認めていただかないと筋が通らないでしょ、って感じですね。

 わたしもBLは好きではないので(同様に、男性向けエロもべつに好きじゃありません。小説に、直接的なエロ・シーンを求めていないのです)、いつも悩んだり迷ったりしながら買っています。

レーベルで選ぶ(あきらかにBLなレーベルは避ける)
→これも、少女向け文庫に詳しくないと難しいし、さんざん指定されているようにBLと非BLが混在しているレーベルもある。

イラストで選ぶ(若い男がエロっぽく寄り添っている絵は避ける)
→しかしこれにも〈ヴァムピール・アリトス〉みたいな例外があるわけです。
 感想63870丘の上の愚者』『聖者は街にやって来ない』『秒針を止める放浪者

作者で選ぶ(BLレーベルで書いている作者は避ける)
→同上。BLとBLでないもの、両方書いてらっしゃるかたも多いいらっしゃるようです。(※2005/08/30訂正。「多い」というほどはいないはず、みたいです)

感想文で選ぶ
→要は、「BLでない少女小説」を好んで読んでいる人のサイトを恒常的にチェックする、あるいは「これは?」と見当をつけた作品の感想を検索して調べる。


 一応、拙サイトにも感想文は置いてあるのですが、そもそもの閲覧数がえんらい少ないので、あまり貢献できていないような。
 ま、いずれ誰かの目にとまるかもしれないと考えて更新をつづけるのみです。ハイ。

 でもわたしは、最大の問題はライトノベルの刊行点数が多過ぎることにあるような気がします。
 毎月各レーベル十冊とか、フォローしきれませんから。
posted by うさぎ屋 at 21:40| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
 あー。書いたり消したりしてたら結論が素っ頓狂に。つまり、レーベル内にBLが存在することは受け手側にはどうにもできないから耐え忍ぶとして、ではなにができるかというと、ジャンル全体を縦断したレビューが草の根レベルで広まっていればいいのかな。
 でも、それをするには刊行点数が多過ぎて無理だよなー! と書きたかったのでした。
Posted by うさぎ屋 at 2005年08月28日 21:58
BL傾向強めでライトノベルも読んでますが、うさぎ屋さんが書かれてる見分け方の他に

イラストレーターで選ぶ
 →過去にBLのイラストを入れたことのあるイラストレーターの場合は要注意

もあると思います。
私は、特に新人作家の本を買う時は↑の方法で見分けてます(^^)
Posted by ひとみ at 2005年08月28日 23:43
はじめまして。月鎌のKadzukiです。
一回りしてみて、棚に行って手にとって折り返しや裏表紙読んだりすること自体が男性としては少数派だったんだと愕然としています。
とはいえ、男性にとって「(レビューなどの)事前情報がないと手を出しにくい」ままなのは、読書という趣味の上でも少々寂しい気がします。ビニール包装が増えている現状では、より新規開拓が困難になっていくのかと思うとよけいに辛いですね……(逆に、行きつけの穴場な店が有名になるのに近い複雑な感情もないではありませんが(^^;
Posted by Kadzuki at 2005年08月29日 03:24
>ひとみさん
 見分けかたを教えていただいて、ありがとうございます。なるほど、イラストレーターさんも見分ける基準になるのですね。いわれてみれば! です。

>Kadzukiさん
 はじめまして。男性読者さんにとっての少女向けレーベルというのは、思いのほか垣根が高いんだなー、とあらためて感じ入る昨今です。
 少年向けレーベルの新刊だけでも追いきれないほど本が出ている現状ですから、無理もないといえばいえるのでしょうけど……。どうやったら垣根が低くなるんでしょうね。
Posted by うさぎ屋 at 2005年08月29日 06:55
 自分の「BLはライトノベルじゃない」という感覚がスタンダードなものかどうか、周囲の友人数人に確認してみたところ、「BLもライトノベルに含まれるだろう」という意見の方が多いようです。
 リサーチ範囲は狭いですが、わたしの感覚はけっして大多数の意見でもなければ一般論でもないと判明していること。そしてまた、わたし自身、自分の個人的な感覚が正しいと主張する気もないことを、一応、書いておきますね。
Posted by うさぎ屋 at 2005年08月29日 08:44
こんにちは〜。縞田と申します。
見分け方、難しいですよね。ひとみさんの「イラストレーターで見分ける」も、あまり精度は高くないと思います。というのもイラストレーターさんはいつも不足気味なので、BLか非BLかでいちいち分けていられないという事情があるのです。レーベルで分ける、も混在レーベルがありますし、作品によってはどちらにカテゴライズするか微妙なものもありますよね。そうするとやはり「自分と読書傾向が似ている書評サイトさん」をブクマしておいて指針にする、というのが一番簡単かつ確実かも知れません。
逆に私の場合、ネット書評がなかったら少年向けレーベルはスルーだったとのではないかと。(やっぱり絵で退くんですよ……)でも読んだら面白かったですし、食わず嫌いのままだったら勿体なかったです。この方法は買う本が増えてしまうという問題があるのですが(^_^;)
Posted by 縞田 at 2005年08月29日 12:36
 縞田さん、いつもコメントありがとうございますー。
 イラストレーターさんで見分けるには、そのかたがそもそもBLでお仕事なさっているかどうかを知っていなければならない。というハードルがあることに、さっき気がつきました……。
 難しいですねー。
Posted by うさぎ屋 at 2005年08月29日 23:46
こんにちは。十年以上前に垣根をあっさり踏み越えた男性読者です(笑)。

最近ネット書店ばかり使っている私が言うのも何ですけど、やっぱり基本はカバーのあらすじを読んで、立ち読みして、ネット書評を見て悩んで、時には思い切って買ってみる、ではないでしょうか? BLが苦手な人も、目的はBLを避けることではなく好みの作品を探すことのはずですから。

あと、「自分と好みが似ている書評サイト」は有効な手段だとは思いますが、少年向けを主に読んできた人が、自分にあった少女向け書評サイトを見つけられるかどうかは結構難しいような気もします。
(未経験のジャンルにおいて、自分の好みを認識できるかどうかという問題もあります)
「少年向けも扱っている少女向けサイト」が中継になるのかもしれませんが……。
Posted by まつもとかなめ at 2005年08月30日 01:07
 お久しぶりです。
 わたしも最近は作家名の決めうちが精一杯、たまにネットの感想文をみて気になっていた本をチェック……くらいで、勇気をもって新しいタイトルを開拓! って、あんまりやってないです。結局、「とてもそこまで手がまわらない」んですよね。

 少年向けと少女向けの両方っていえば、拙サイトも一応は扱ってますけど、どうなんだろう……。やはり男性向けの感想文ではない気がするので、男性読者の視点をたもちつつ(萌えツボを押さえつつ!)、少年/少女向けの垣根を越えながらレビューしてくれるサイトがあれば、有効なのかなぁ。
Posted by うさぎ屋 at 2005年08月30日 02:21
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