ミヨリの森 著者名:小田 ひで次
出版社:秋田書店
出版年:2004.01
ISBN :4253104665
『クーの世界』『拡散』などの作品がある、小田ひで次の漫画です。
この人のペン描写がすごく好きだし、夢と現を行き来するような作風も好きです。
独自のファンタジー世界を描ける漫画家さんのひとりだと思います。
この話の主人公は、小学生の女の子。気が強くて負けず嫌いで、同級生にいわせると「孤高」の人。
……なんですが、母親が塾の先生と逃げてしまい、父の実家である田舎の祖父母に預けられます。そして十年ぶりに訪れたそこで、森の精霊を見てしまう。といった物語。
ミヨリというのはヒロインの名前なのですが、すごくいいキャラクターです。いかにも都会っ子らしく「ダサ」さに敏感に反応したり、孤高の人らしく馴れ合いを嫌ったり、気が強いので動じないし戦うし、それでいて想像力豊かな子どもでもあるので、フシギへの反応がやわらかい。
買ってよかった一冊でした。
