2008年06月28日

読了メモ:日本語の歴史 3

 毎晩、寝る前に少しずつ……ようやく、読破しました。
 この巻も、日本語とその表記文字の関係を引きつづき扱っています。異国の言葉をあらわすために作られた異国の文字を、母国語の表記に転用することの困難さを、今までこんなに考えたことがなかった! というくらい、考えさせられました。

 現代に生きるわたしたちは、すでに確立した「かなと漢字の併用」による表記を日常のものにしていますが、かな文字文化が発達した平安時代においては、まだ「かな文字はかな文字として」「漢字は漢字として」別々の扱いを受けていたんだなぁ、ということを。あらためて実感です。
 いや、ほんとおもしろいですこのシリーズ。

 4巻を買ってこなければ。
 もっとも今の予定では、次の「寝る前にちびちび読む本」は、吉野さんの本になります。寝る前は「禁・小説」(もちろん、一気読みの危険性があるから)ってしてしまうと、ますます読書量が激減してしまうのですが、まぁしかたないですね。
日本語の歴史 3

著者名:亀井孝(編集)
出版社:平凡社
出版年:2007.03
ISBN :9784582766073

本家サイト感想文一覧 63870 亀井孝
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2008年06月27日

ソウルイーター 4

 毎週月曜はソウルの日です。相変わらず、子どもと楽しく見ております。
 先週放映分までが、ちょうど3巻分。原作に忠実かつグレードアップ(動画ならではの魅力満載で!)しつつアニメ化されています。読み比べると、ほんとうに感心させられます。

 というわけで、本屋さんでこれも発見したので買って参りました。前に同じ本屋さんで見たときは、3巻と4巻は品切れだったのですが……再入荷したんだねぇ。
 前の巻でカエル魔女がパシリにされた結果、アレっぽい人がコレなわけですが、猛烈に強いのにすごい天然だった! みたいな話でした。
 でも考えてみると、もとから「猛烈に強いのにすごい天然」揃いなので、今さらですか? 今さらですね。そういう味わいの漫画です。

 黒血の話や、さらには最後に死神様がどうして死武専を動けないのかの話へと引いていって「つづくッ!」です。

 ところでこの「職人」とか「武器」の人たちは、ただの人間とは違うんですか? 違うんだろうなぁ。少なくとも武器は違うよなぁ。姉妹の姉の方の台詞に「武器に生まれついた」というのがありますし。そのへんのことは、あまり考えないで読んでます。
ソウルイーター 4

著者名:大久保篤(著)
出版社:スクウェア・エニックス
出版年:2005.08
ISBN :9784757515055
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2008年06月26日

しゃにむにGO 29巻

 さて「せめて本の積みかたを変えて、他の本を読もうじゃないの」作戦をさっそく実行しました。そこで昨日からは、『しゃにむにGO』の26巻と28巻を……なぜか27巻がない。ねえ、どうして?

 本格的に探しているようなゆとりもなかったのですが、銀行へ行くついでに、近くの本屋さんに行きました。探していた他の本は一冊もありませんでしたが(たくさんあるのですよ、たまにしか本屋さんに行けないと、もう山のように欲しい本がたまる! 読めないのに!)、『しゃにむにGO』の新刊だけは、発見しました。一冊、棚にさしてありました。
 ありがとう本屋さん。ありがとうありがとう。感謝の気もちで買って参りました。

 てわけで、「最後のインターハイ」を戦う伊出くん VS 静ちゃん、駿くん VS 留宇衣様の試合が同時展開という……贅沢な一冊です。
 でも終わってないのですが! しかも最近のまんが単行本って、「次号予告」がつくじゃないですか……こんなに先まで原稿あるんなら早く本にしてよ! と無理なことを思ってしまいます。エエ。ちょっと先まで原稿があったからって、すぐには単行本にはなりません。そんなことはわかっています。
 わかっていても、早く読みたいのです。

 ところでこの巻では、マリーの「うちの息子も強いわよ」がカッコよかったわぁ〜。
 わたしもいってみたいものです。うちの息子も強いわよ……。←練習中。
しゃにむにGO 29

著者名:羅川真里茂(著)
出版社:白泉社
出版年:2008.06
ISBN :9784592183693
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2008年06月25日

献本御礼:囚われちゃったお姫さま

 東京創元社さまより、ご献本いただきました。いつもありがとうございます。

 とってもかわいい本で、しかも、おもしろそう。……ていうか、なんかウチの姉の漫画にありそうなんですが、こういうの。以下、帯より引用いたします。
お姫さまらしくするのなんて、まーっぴら!
カエルの忠告にしたがって城出したシモリーン姫、
転がりこんだ先はドラゴンでいっぱいの洞窟だった

 こんな感じです。ものすごく想像できちゃいます。

 その昔、ある漫画編集氏の逸話として、「翻訳ファンタジーの※※(←作品名)ってのを読んだんだけどさ、これ○○先生が漫画にしたらこうなる、××先生ならこういう風になるなぁ、ってそればっかり考えちゃってね……」というのを聞いたことがありますが、こういうのも職業病なのでしょうか。

 ともあれ、今度こそ読みたいと……本は積むためのものではありません! 頑張れ自分!
囚われちゃったお姫さま

著者名:パトリシアC.リーデ(著)
田中亜希子(訳)
出版社:東京創元社
出版年:2008.06
ISBN :9784488019600

 更新の途絶えてるあいだに本を読んでいないかというと、そんなことはなくて、おもに漫画の再読をしています。それもシリーズ物の途中だけとか。要は、すぐ手にとれる場所(山のいちばん上の方)に積んであるのを、何度も読んでるという……。『Landreaall』の10巻なんか、もう十回くらい読みました。
 読む本選ぶのもめんどくさいとか、信じられない。せめて、そろそろ積み替えようと思います。うむ。
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2008年06月15日

羽衣ミシン

 先日読んだ『光の海』がとてもよかったので、同じ漫画家さんのべつの単行本を買ってみました。これが初連載だったという『羽衣ミシン』。

 ロマンスや〜。
「鶴の恩返し」と「天女の羽衣」あたりをモチーフにした異種婚姻譚を現代風に……否、小玉ユキ風にきれいにまとめています。
 ああ、これの感想書くとネタバレになるから書けない。ムキー!

 なにが書きたいかというと、中井紀夫氏の小説に「見るなの禁」をモチーフにした作品がですね、ありましてですね、それを非常に思いだしたのですよ。似ているというのではありませんが、ある意味では、発想の方向が近いというか。似てるかどうかでいえば、ぜんぜん似てません。あちらはホラーだし。
 こ、これくらいの説明ならネタバレにはならないかな。バレないかわりに意味不明かもしれませんが、いいんです、バレちゃうよりは!

 暗示するだけで説明しない部分と、きっちりはっきり明示する部分のバランスが、すごく好みです。ひきつづき、この漫画家さんの本を読んでみようと思わされる内容でした。
 美羽さん(※ヒロインの名前です)の、あまりのかわいらしさに、完全にやられましたです。ハイ。
羽衣ミシン

著者名:小玉ユキ(著)
出版社:小学館
出版年:2007.08
ISBN :9784091311948
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2008年06月11日

献本御礼:スカイシティの秘密

 東京創元社さまよりお送りいただきました。いつもありがとうございます!

 地上での大災害後、生存者たちは巨大な柱の上に都市を建設し、翼をもつ姿に進化した……という設定で、地上で異常が発生したとき、調査のために派遣されるのが、生まれつき翼のない少年である、という物語のようです。
 うわ、おもしろそう!

 ご献本いただいた本がなかなか読めないままですが……先日芝田さんにお送りいただいたご本など、息子に先に読まれてしまいました。そればかりか、イメイザーの二巻も息子が先に読みました。読書力で息子に負けそうです……。
スカイシティの秘密

著者名:ジェイ・エイモリー(著)
金原瑞人(訳)
圷香織(訳)
出版社:東京創元社
出版年:2008.06
ISBN :9784488521042
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2008年06月09日

荒川アンダーザブリッジ 2〜7巻

 土曜日に子どもの買い物があって都会へ出たとき、大きめ本屋さんで一気買いしてきました。『荒川アンダーザブリッジ』、2巻から最新刊の7巻まで。書誌データはぜんぶ並べるとあまりにも縦長なエントリーになってしまうので、とりあえず二冊だけ。

 土曜から暇をみてはちょこちょこ読んで、……あれっ? こんなにたくさん読めると思ったのに、もう全部読んじゃったのか!
 1巻を読んだときも書きましたが、なんかこう、押しつけがましくない癒し系なのです。「癒し」などという言葉を見ると自動的に身構えてしまうような人に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 主人公は常識人(にしては、変な人なのですが)で、河川敷の変な住人たちに違和感を覚えつつ、でもしっかり巻きこまれていきます。
 金星人を名のる電波な美少女ニノさんを筆頭に、どう見ても着ぐるみなのに「ちげーよ」と本物の妖怪を名のる河童の村長、星の形をしたマスクをかぶったミュージシャンの星(そのまんまだ)、白線渡りをやっているうちに人生を見失い、自分で白線を引きながら歩いているシロさん、……キャラクターはどんどん増えていきますが、みんなそれぞれに独特で、魅力的なのです。
 ああ、楽しかった! ぜんぶ読んでしまってもったいない!

 いちばん好きなキャラはニノさんかなぁ……。でもマリアさんも捨てがたいです。すごいです、彼女。
荒川アンダーザブリッジ 2

著者名:中村光(著)
出版社:スクウェア・エニックス
出版年:2005.11
ISBN :9784757515765
荒川アンダーザブリッジ 6

著者名:中村光(著)
出版社:スクウェア・エニックス
出版年:2007.11
ISBN :9784757521629
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2008年06月08日

読了メモ:風の王国 嵐の夜(下)

 下巻ですよ! 手に入れましたよ! 一気読みですよ!
 ああ、すごい……盛り上がりまくりです。

 時限爆弾がついにドッカンした前々巻からこちら、安定しているかに見える日常がいかにたやすく失われるか、ということを見せつけるような展開がつづきましたが、動乱はつづいております。
 そして、ここまでに打たれていた布石が、ああこういうことか! と。最後の最後まで、ぬかりなくつづくんですよ。すごい、と思わされました。そういうことだったのかー! なるほど納得、と膝を打たされます。

 いやもう。ほんとすごかったー。

 基本的に、人は皆その思考のめぐらせかたと、感情を喚起される方向が違うだけで、それぞれ必死に生きているのだということを描いているので、どのキャラクターに対しても必要以上に厳しい評価はくだされず、それは翠蘭という主人公が周囲に向ける眼差しで、よくあらわされているのだと思います。
 人の落ち度を厳しくあげつらわずにいることは、罪や穢れを他者に押しつけない強さが自分自身にあるということを意味する――それを体現しているのが、翠蘭という主人公なのではないか、と。

 ディ・セルとその奥方は、以前から名脇役という感じでしたが、さらに株を上げましたね。
風の王国嵐の夜 下

著者名:毛利志生子(著)
出版社:集英社
出版年:2008.06
ISBN :9784086011679

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2008年06月07日

魔法使いの娘 6

 ドメスティック・コメディで陰陽師で退魔もので専業主婦もの(?)、なんともいいがたい不思議なシリーズの最新刊です。ようやく入手しましたよ。

 読み味は、相変わらず「なんともいいがたい」としか……。不思議な漫画です。
 いろいろと人として問題があるのではないかというキャラクターが登場するのですが(ヒロインの身近な人間はみんなそうかもしれない……)、それがこう、みんな「愛すべきロクデナシ」と感じられてしまうんですよね。見守る眼差しの根っこに、あたたかさがあるように思います。

 飄々としているような、熱血のような、……やっぱり「なんともいいがたい」漫画です。
魔法使いの娘 6

著者名:那州雪絵(著)
出版社:新書館
出版年:2008.05
ISBN :9784403619007
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2008年06月06日

夕凪の街、桜の国(文庫版)

 ものすごく評判になったので、以前から気になっていました。「ヒロシマ」を扱った漫画です。

 わたしの父は山口の出身で、母は佐賀。位置的にいって、どちらもニア・ザ・ゲンバク。昭和一桁生まれです。
 父は、広島から歩いて逃れてきた被爆者を見たそうです。ひどい火傷を負って、喉がかわいた、なにか食べるものをくれといわれたので、思わずもっていた弁当をあげてしまったと。
 当時、「弁当をあげる」などというのはとんでもないことで、父は家に帰ってしこたま怒られたそうですが。なぜとんでもないか? 食べ物がなかったからです、と、一応書いておきます。わからない人もいるかもしれないので。
 
 母は鹿島高女の生徒で、「せっかく高等女学校に行かせてもらったのに、戦争のせいで勉強ができなかった」と、よくいっていました。英語を教わるつもりだったのに、敵性言語で教えてもらえなかったと。
 勤労奉仕ばかりで、といっていました。
 母自身だったか、母の友だちだったかが「ピカ」を目撃したそうです。
 同窓生の誰か――たしか、具合が悪かったかで、休んでいた人じゃなかったかな――が、原爆で亡くなったそうです。

 どちらも二十年以上前、わたしが高校生くらいだったころ、興味をもって訊いてみた話なので、どれくらい事実に正確かはわかりません。ただ、原爆が落ちたことを、そこまで他人事ではなく、といって当事者というわけでもなく、なんとなく知っているのだなと思いだしただけです。

 とまあ、自分の記憶をいろいろと刺激される物語でした。
 記憶はおいておくとして、漫画本編。素晴らしかったです。たしかに、評判になるだけの作品でした。
「夕凪の街」は原爆を生き延びた女性が、なぜ自分は生きているのか、生きていてもよいのかと、数多の死者を思いだすたび葛藤にかられる話……と、まとめると陳腐になるだけなのですが、本編はものすごいです。
 そして「桜の国」は、その女性の親族のその後を描き、被爆二世問題を扱っています。

 大上段にふりかぶって正論をぶつけてくる堅苦しさはなく、たしかにそこに生きて、そういう人生を送った人がいたのだろうと、心の底になにかがことりと落ちていくように納得できる話です。

 文庫化されたのを機会に、より多くの人に読まれることを願ってやみません。

 生まれた以上、人は皆、いずれ死ぬのだけれど。理由の如何を問わず、死だけは「結果」として平等に訪れて、その先になにがあるのかなど誰にもわからないのだけれど……そのひとつの理由として、縛りつけられた呪いのように「原爆」の周囲を回りながら生きてきた人が、きっと今までもたくさんいて、これからもいるのでしょう。
夕凪の街桜の国

著者名:こうの史代(著)
出版社:双葉社
出版年:2008.04
ISBN :9784575713435


 今日は、相次いで訃報を聞いた日でもありました。野田昌宏さま、氷室冴子さま、素晴らしい作品をわたしたちに遺してくださり、ありがとうございました。同じ時代に生きられたことを、感謝します。
 どうぞ、ゆっくりお休みください。
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2008年06月05日

ワンピース 巻50

 銀行まで行く用事があったので、ついでに本屋さんへ……遠かったです。
 探していたのは『風の王国』の最新刊だったのですが、残念! そこにはコバルト文庫が一冊もなかった!(ショック!)

 というわけで、レジ前にどかどか山脈をなしていた、『ONE PIECE 50』を買って参りました。
 いよいよゲッコー・モリアとの死闘も終了。エピソードの〆がまた、うまいなぁ……。どうしてこう、次から次へと話を盛り上げることができるんでしょうか。長編の苦手なわたしが50巻まで買ってるんですから、自分で自分におどろきます。もとはといえば「この眉毛のくるんとした人は何者なの?」という素朴な疑問から手を出した漫画でした。そして一巻を読んでも二巻を読んでも「眉毛のくるんとした人」が出てこなくて、どうなっとるんじゃ、と思ったことを、なつかしく思いだします。

 思えば遠くへ来たものです。ルフィたちも。
 そしてもう、次の戦いへと突入。テンポいいなぁ。
ONE PIECE 巻50

著者名:尾田栄一郎(著)
出版社:集英社
出版年:2008.06
ISBN :9784088745213
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読了メモ:薪の結婚

 久々にジョナサン・キャロルを読みました。
 読み終わってから帯(あるいは「腰巻き」)を見て、えー、こんな話だったっけ? と思ってしまったのですが……いやたしかに「天才腹話術師」は出てきたし、「死者」とか「結婚」とかのキーワードもべつに無関係ではないというか中心的なものなのてすが。
 なんか違う。といって、ではどうなんだと問われても困る。
 ……まあ、ジョナサン・キャロルだからね!

 そんな納得風味の一冊です。相変わらずブラックでダークで非日常が日常を侵蝕してくるときの勢いがたまりません。キャロル読者としては、「きっとこの後、途方もなく嫌展開になるんだ」とか「この素敵な人は実は悪い人か、あるいは情け容赦ない運命にたたき落とされるか、あるいは※※かそのへんだ」なんて身構えながら読んでしまい、だいたいの場合、その予想ははずれないのですが、それでも足下をすくわれるのがキャロル。
 どうせひっくり返されるんだから、無駄に用心しないで、思いきりこかされようぜ! と自分に檄をとばしたくなる有様で、へっぴり腰で読みました。そして裏切られずに裏切られましたよ……。
 最後の方は「どうなるの?」とずいずい凄い勢いで読んでしまい、「えっ、読み飛ばしちゃったかな……このへんどうなったの?」となるのも、いつも通りです。もったいないからちゃんと読め!>自分

 もう浅羽訳のキャロルは読めないんだなぁと思いつつ。でも、新しい訳者のかたも、さして違和感のない読みやすい文章でよかったと思います。浅羽さんの模倣というわけでもなく、でもそんなに遠くない雰囲気をキープしているというか。すごく良いお仕事をなさったのではないかと。
 浅羽さんの後任って、大変だろうなぁ。お疲れさまです。

 読めないんだなぁといいつつ、実は浅羽訳でまだ読んでいないキャロルが残ってはいるのです。こんなにいろいろ積んでしまって、読書量、落ち過ぎだよ……。
薪の結婚

著者名:ジョナサン・キャロル(著)
市田泉(訳)
出版社:東京創元社
出版年:2008.04
ISBN :9784488547127
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2008年06月04日

献本御礼:ぼくらのサマーキャンプ

 芝田勝茂さんより、ご恵贈いただきました。ありがとうございます。

 芝田さんのブログに、本書にまつわるあれこれが書かれたエントリーがありますので、ぜひそちらもご覧ください。キャンプ経験豊富な芝田さんならではの作品に仕上がっていそうで、読ませていただくのが楽しみです。
ぼくらのサマーキャンプ

著者名:芝田勝茂(著)
永盛綾子(画)
出版社:国土社
出版年:2008.05
ISBN :9784337330689
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2008年06月03日

読了メモ:漢帝国と辺境社会

 再読です。棚の後ろに埋もれていたのを発掘しました……こんなところに! 資料にしたくて、何度も探していたのに!

 内容はタイトル通り。漢帝国の西域経営の最前線の発掘成果(おもに木簡)を材料に、当時の辺境防衛のありかたと、地域社会の姿を考察し、描きだしていくというスタイルです。
 防衛戦として築かれていた小さな砦の配置と、そこに配属されていた兵の人数、出身地、制度、もろもろのことが木簡にしるされた文書からわかっていくのが、おもしろいです。数、距離、量などといった具体的な数字もおもしろいし、兵士同士の喧嘩とか、金銭をめぐる訴訟の記録とか、なにもかも目新しくかつ「ああ、人間って昔から……」とも思わされたり。

 この本、好きだなぁ。おもしろいです、ほんとうに。発掘できて、よかった!
漢帝国と辺境社会

著者名:籾山明(著)
出版社:中央公論新社
出版年:1999.04
ISBN :9784121014733
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