前の記事のつづきです。
またまた縞田さんのブログの記事「
『ライトノベルと少女小説』追記」を拝見してコメントを書いていたのですが、長くなってしまったので、あきらめて自分のとこにもってきました。トラックバックって正常に機能してるぶんには便利ですよねぇ。
というわけで、以下本題です。ライトノベルという語の発生について、もうちょっと詳しく。
ライトノベルという名称の発生については、書籍化もされた久美沙織さんのエッセイ『創世記』に寄せて、一回、文章を書いています。
http://lanopa.sakura.ne.jp/kumi/senowo.html(あくまで久美さんのエッセイの内容へ向けての回答として書いたので、これだけお読みになられてもちょっと意味がとりづらいかもしれません。また、書籍にはわたしの書いたコレは含まれておりません)
書籍の方はこちら。
| コバルト風雲録 |
 | 著者名:久美 沙織 出版社:本の雑誌社 出版年:2004.10 ISBN :4860110382 |
また、実際にライトノベルという呼称を考案なさった神北氏も、これに関してのエントリーがおありですが、これだと「コバルト向け」まで含まれていたかについては言及されてないですね。
http://kamikita.cocolog-nifty.com/kia/2004/05/post_30.html こんど、訊いてみます。
2004年時点同様、わたしも「読者に受容された」ことは重要だと思っているのですが、それが男子向けのみなのか、女子向けも含まれているのかということまでは考えたことがなかったので、今回の縞田さんの文章を拝見して、あーなるほどそういえば、……どうなんだろ? とあらためて考えている次第です。
やはり、基本的には「含まれている。ただし、市場規模が小さいので注目されづらい」というところなのではないか、と思います。あるいは問題は市場規模ではなく、例によってジェンダーの呪縛なのかもしれませんが。
少女向け文庫ってべつにBLばかりじゃないんですが、BLは売れるということになったため、雨後のタケノコのようにぼこぼこと新レーベルが創設され、また既存のレーベルにも「BLっぽいタイトル」が増えた結果、ますます男性読者が少女向けレーベルを手にとりづらい状況になった、とはいえるかもしれません。
わたしもBLは苦手なので、ウィングス=BLっぽいと考えていたせいで、縞田さんのご本を手にとるまでに、かなり時間がかかりました。
個人サイトで感想を見ていなければ、未だにBLだと考えていたでしょう。レーベルやパッケージにとらわれず本の内容で選ぶために、個人サイトの感想は非常に重要なものだなー、との実感を深める経験でした。